長いです。
しかも立ち位置がいつもよりさらに左寄りだったので
本当に左側事情しか書いてません。
今回はマジでカシオマンも視界に入る位置に行きたかったんだけどなー(涙)

セットリスト

「SI・GE・KI」
「USODARAKE」
「安眠棒」
「HIMITSU GIRL’S TOP SECRET」
「You make me feel so bad」
「WHISKY & UNUBORE」
「感覚的にNG」
「SUGAR MAN」
「Water Front」
「自問自答」

「RIFF MAN」
「This is NORANEKO」
「TANUKI」
「MABOROSHI IN MY BLOOD」
「IKSAMA LOVE」
「TOBIZARU」
「Don’t Beat」
「COLD BEAT」
「Friday Night」
「CRAZY DAYS CRAZY FEELING」
「KIMOCHI」

EN
「JUMP」
「半透明少女関係」

いつもながら途中の順序は違うかも(汗)
あともう1曲何かあったような気がするんだけど
家に帰って全Discographyをチェックしてみてもわからないーーーー。
無かったのかな〜?!(笑)

Zeppへの階段を降りると、ロッカー入り口前に撮影隊がいた。
お客をマイク前に立たせてZAZENについて語らせている模様。
また撮影ありかよ!?と、いささかうんざり。
好きなバンドのライブ中継があるのはもちろん嬉しいに決まってるんだけど
(映ったらイヤだなー)と思うストレスがたびたび付き纏うのは
疲れるんだよな〜〜、ホント。

“定位置”よりはかなり左寄りの最前列をゲット。
ひなっちにちょっと遠いかなと開演前は思ったけれど
逆に撮影カメラにほとんど邪魔されることが無かったので
すごく手元を見やすかった!
でも向井さんもカシオマンも遠いー。
敦さんに至っては向井アンプに阻まれて全然見えない…。
メンバーを必死に睨むような敦さんの様子を見るのって
すごく好きなのになー。やっぱりデカいな〜Zeppって…。

まずは本日の皆さんのいでたち。

向井さん…和テイストな黄緑色のシャツ。薄い灰色のパンツ。
靴はアディダスベルクロ。
髪をかなりさっぱりと刈り込んでいた。栗坊。
誰かに似てるなと思ったその人は藤岡琢也(爆)

カシオマン…ドピンクカネゴンシャツ。
下はいつもの黒パンツ&黒靴。この人は髪型を変えない人だなー。

敦さん…本日のド派手王。黒ストレッチ素材のぴたぴたシャツに
超ショッキングピンクのパンツ。
亡くなった方であれだけど、故橋本真也氏に似ていたよ!敦さん!!

町田のヤンキー…後述。下はわりとすっきりしたデザインの紺のパンツ。
痩せて見えた!!(笑)

さて本日の目玉事件は二つ。まずは

「向井、ついにヴァン・へイレンをものにする」

いやー、びっくり!4/20のAX公演で向井さんがちょろっと
さわりをキーボードで弾いて、ひなっちがバカうけして
向井さんに再確認しに行ったアレですよ、アレ!
なんと今回向井さんはまたまたアンコールでチャレンジ!(笑)
そして!!おーっとびっくり!今度はちゃんとバンドの演奏も♪♪
この時のために特訓(笑)したのか、
ひなっちも笑いながらヴァン・へイレンになってるーーー!
さらにキメの「ジャーーンプ!!」のところで、
カシオマンがかわいくジャンプしてるの!!(爆)
もう、それがぎこちなーい、ホリエアツシより遠慮がちな跳ね具合!(笑)
明らかに顔が照れてる!!(笑笑)
かわいいんですけどカシオマンたら!!

そして次なる大事件。

「日向さん、衣装で大失敗」

今宵はまた「SI・GE・KI」のベースソロでスタート。
ひとりで出てきたひなっちを見てびっくり!
いつもほぼ間違いなくTシャツ姿の日向さんがなんと
「白半袖シャツ(綿100%)+黄色タンク」という、
シンペイのような組み合わせ!!
どうしたんだ?!着やせ効果狙いか?!(実際痩せて見えました・笑)
やばーい、かっこいいんですが!?
…などどワタクシの動揺を誘いつつ(笑)ステージは進行したが
この衣装が後にとんでもない「疫病神」に……。

皆さんもおわかりになると思いますが、
シャツの前をはだけて着ていた場合
腕の上げ下ろしで当然ながらシャツの裾は動きますよね。
シンペイちゃんだったら、シャツがどう動こうと
ドラムを叩くのに全く支障は無いと思うんですが
ひなっちの場合は…
「ベースの弦にシャツの裾かぶりまくり!!」

あぁもうびっくり。真っ青!
指弾きは肘がそれほど動かないからまだいいんだけど
ピック弾きの時は肘がガシガシ動くから、
というかその弾き方こそが日向ベースの最高の魅力だから、
もうシャツの裾も自由に動く動く…(泣)

最初に弦に掛かった時なんて
「ひぇーーーーーー、ト、トミー!!早く何とかして〜〜」
と思わずトミーを探してしまった。
するとトミーも眉間にしわを寄せてじっとひなっちを見つめている。
そう、直してあげるタイミングを探しているという感じ。
ちょっとひなっちの動きがおとなしくなってる時に
すかさず裾を引っ張りに行ってくれた!あぁさすがはトミー!!

でも所詮そんなのは一時的なもの。
動きに応じてまたもや裾は弦の上に……(涙)
その後もトミーは何度も「シャツの裾位置直し隊」に。

ZAZENはテナーと違ってベース交換が一切無い。
向井MCも完全に演奏を止めてというのは殆ど無い。
なおかつステージに張り詰めた空気が漂っているわけだから
このアクシデントをひなっち自身もどうすることも出来ない。

けれど!本当に見事としか言いようの無いくらい出す音には影響は無かった!
ホントです。
このZAZENの時の日向ベースの絶対的な安定感は何だろう?と思うくらいに
今日も今日とて素晴らしい音がそこにあったよ。参ったね。

でも、普段気を配らなくていいところに神経を使わねばならなかった影響か
今日は10曲を過ぎるまで笑顔が全く見られず。
もともとテナーの時よりは笑わないけれど、
それにしても今日の前半は表情そのものは硬かったなー。
裾の件は、白シャツを脱ぐか、ボタンを一つ留めるだけで
解決出来ることだったんだけど、それを行う隙が全く無い!
改めてZAZENのステージにどれだけの緊張感が走っているかの
証拠を見た気がしたよ。

でもねー。
後半は何度か「今ならボタン留められるのに!」という場面があったのよ。
なのにひなっちは裾を気にしながら弾くことに
すっかり慣れてしまったのか(順応力ありそうだもんなー・笑)
そんな時もいつも通りお水飲んだり飴を口に放り込んだりしてただけ。
「飴食ってる暇があったらボタンを留めろ!!」と内心叫んでいたよ私は。
結局ボタン一つ留めたのは本編終了して
アンコールで再登場した時だったもんなー。
あんまり意味無いしってやつ?(笑)
やれやれ…。シャツ姿はかなりかっこよかったけどね。
最初真っ白かと思ってたら汗とともに
襟と背中の切替えの部分に薄い黄色とグレー?の模様が浮いてきて
(あぶりだしかよ?!)と楽しませてもらえたし。
でもうそういう格好はこれっきりにして下さい…。
見てるこっちが激しく疲れます…(笑)
去年6月はテナーのZeppライブでひなっちの靴紐がほどけちゃって
いつ踏んで転ぶかと冷や冷やして3曲くらいまともに
聴けなかったんだよなー。あー、いやだいやだ(笑)

さてライブ本編。
出だしの、ステージと会場が一体となりうねりをあげるような
テンションの高さ、テンポよく畳み掛ける演奏はすさまじいの一言だった。
とくに「ヒミツガール」は圧巻という言葉はこういう時に使うのかな、
と思ったほど。
本当にあの4人のど真ん中に飛び込んで巻き込まれてはじけ飛んでしまいたい、
そんな妄想?さえ頭に浮かんだよ。
今回の前半部は今まで見た中で最高のライブだったと思う。

「You Make…」に入る前に、おなじみの向井さんの
「東京シティーー!!」が始まって、その後に
「お台場!」と続けたんだけど、この「場」の部分を「ばっ!!」
と強調するたびに全員があわせて音を出すのがたまらなくかっこよかった。
「おだい…ば!」「おだい…ば・ば・ば!!」と
適当に言ってるようなのに、見事にそれぞれの楽器の音がピタッと
「ば」に重なる。
目も合わせていないのに全員に意志が通じているかのようで
まったくどうやって手綱を操っているんだ向井さんは!!

向井さんはこの「ば・ば・ば」の遊びがかなり気に入ったらしく
その後も何度もやっていた。
その都度ひなっちも笑いながら、でもしっかり音を鳴らしていて…
だけど最後、アンコールの時かな、
ひなっちはトミーに手にスプレーをかけてもらっていたのに
向井さんは気づかなかったらしく、いきなり「ばっ」!
皆大びっくり。爆笑。

10曲目で「自問自答」のあの大好きなイントロが始まった時は驚いた。
これをこんな中盤でやるなんて!?うそでしょ?!
そしていつもやる時と同じように
「祭スタジオからMATSURI SESSIONをひねり上げてやって参りました
ザゼンボーイズ!!…ギター、カシオマン!ベース、町田のヤンキー!
ドラム、柔道二段松下敦、そしてワタクシ、This is 向井秀徳!!」
まで言ってしまったから、なんか、完全に「本編終わり」の雰囲気。
実際、ここまででも十分すぎるくらいの充実感があったのは
たしかだったのよ。
もちろん違ったんだけどね(笑)

向井さんは終わった途端、「これで終わりかと思っちゃいました?」
と言い出した(笑)
「ま、第一部の終了と思っていただいていいです。
本当にここでブレイクタイムを取ろうかと思っていたんだけど
(中略・さっきから気になっていた隣の異性とバーカウンターで
話もしたいでしょう、とかなんとか)皆さんが一斉に
バーカンに行ったら大変なのでやめました、云々」

これを聞いているあたりでようやくひなっちの表情も柔らかくなるのだけど
結果的にこのやや冗長なMCが本当に「ブレイクタイム」を作ってしまった。
その直後「RIFF MAN」に入るのだけど…
うーーん残念!前半のスピード感、会場との一体感が
一旦途切れてしまった直後だったから、もったいないことに
演奏もお客も今一歩乗り切れないままに終わってしまった気がする。
むしろ「自問自答」の後「RIFF MAN」で一回場内を炎上させてから
「ブレイクタイム」にすべきだったのではないかしら。

その後の「のらねこ」から「たぬき」がまた素晴らしかっただけに
あそこで「自問自答」を入れて一回会場を醒めさせてしまったことが
ものすごく惜しいな、と思ってしまった。
まったくもって「たぬき」があんなに熱くなれる曲だったとは!!

「のらねこ」が終わった後に向井さんが「のらねこの友達の曲を…」
と言って「たぬき」に入ったのだけど、この「友達」がひなっちに
ウケたらしく、わざわざトミーに向かって口パクで
「と・も・だ・ち・って!」と言っていた。
本日やっと見られた全開の笑顔。
やべー、かわいい…。

この笑顔をきっかけに日向ベースはより柔軟さを増し、
もはや裾のことは完全にアクシデントでは無くなった模様。
また裾が邪魔になった時に目でトミーを呼び、
直して走り去って行くトミーに満面の笑みで「ごめん!!」て!!
だからかわいいからやめろってば!!(笑)

その後「Don’t Beat」のロボット弾きもノリノリで、
日向ヤンキーはとてもおとといまでテナーで東北巡業をして
前日札幌から帰ってきたばかりとは思えない調子の良さだった。

でも、今日は肝心要の向井さんがいまいちだった気がする。
本体の調子が悪いのかそれともギターのせいなのか、
そこまではわからないけれど、いつもよりギターの音が冴えない。
キーボードの弾き方も平板な感じ?
半透明の始まりのあの向井ギターのフレーズを聴くと
もう本当にいても立ってもいられない気持ちになるのだけど
今日はその大大大好きなあの部分がピリッとしなかったなー。
ちょっと残念。

久々に元のヴァージョンに戻った「クレイジー」は
たまらなくかっこよかったし、「マボロシ」だって
「イカサマ」だってやっぱりすごかったんだけど
なんというか前半のハイテンションを最後まで持続出来てはいなかった
そんな気がした。やっぱりあの「ブレイクタイム」が痛かったなー。

ライブ全体の出来としては4/20のAXや2月のクアトロの方が
よかったんじゃないかな。
そういえば今日も左右に前に出られる階段状の台がしつらえて
あったけど殆ど使わなかったね。
ひなっちもAXの時ほど挑発的に前に出てこなかったし…。
(って、これは“裾事件”の影響もあり?)

ただ出来がいいとかいまいちとかは
あくまでZAZEN自体のライブで比較した話であって
なんというか演奏のものすごさというのは
ちょっと他に類を見ないと思うよホント。
質の高さは今まで見てるバンドの中で群を抜いている。
並みのバンドマンじゃ絶対ついて行けない。
とんでもないものに当たり前のように触れさせてもらえてる幸福を
しみじみ感じてしまうよ。
先日お友達のIさんに「ひなっちがいなくなってもZAZENのライブ行く?」
と訊かれて「行きますよー!」と即答した私なのだけど
ホント、これが行かずにいられますかいな、って気持ち。

メンバーチェンジするならバンドをやめていいと思って
ナンバガを解散したという向井さんだけど、ZAZENはそうじゃないよね。
現にアヒトが辞めてもそれを全くマイナスにせず今があるし、
これからもそれは同じじゃないのかな。
いつかカシオマンもインタビューでそんなことを言っていたよね。
「進化し続けるZAZEN BOYSの一時期を自分がやれて嬉しい」
みたいな感じに。
たとえこの先ベースが替わる時が来ても、それはひなっちも
また進化の時を迎えたということであろうし
そうすればまた新たに見たいバンドが増えるだけのことであって、
とにかくZAZEN BOYSは絶対絶対見続けておかないと損だよーー!
と声を大にして叫びたいワタクシなのでした。

あ、今日の撮影は機材やスタッフユニフォームにTV局名は
入っていなくて、どこだか不明でした。
でもそれなりにちゃんとしたカメラだったから
久々に客上げが一切無かったこと、
敦さんがおめかししてたことを考えると(笑)
ひょっとして「ライブDVD」って可能性もあるかも?!と思いました。

もし今日の映像を見る機会にこれから遭遇するかもしれない皆さん、
その時は「ひなっちのシャツの裾」にご注目!!(笑)

コメント

ハナムグリ
ハナムグリ
2006年6月19日23:34

コメントは別のところでと思ったのだけど一言だけ。

一足先に別の人が書いたレポを読んでしまったのだけど、同じライブでもやっぱり人によって感じ方は違うものだなーと、いや文章への表現の仕方かもしれませんが、そんな風に思いまして。
んで、結局は自分の目と耳で確かめたい衝動(笑)
ひなっちシャツの裾顛末記、ハラハラしながら見ている様子がリアルで面白かったです。って酷い?

TVクルーはどうやらフジTV721の「This is 向井秀徳」という特番らしいです7月29日放送だって。あーフジも契約しなくちゃダメかしら(困)

すろーろりす
すろーろりす
2006年6月21日22:26

>ハナムグリさん。
遅くなってすいません。

私はこのライブについてはお友達のをひとつ読んだだけですが
やっぱり私のと全然違いますよ。でもどちらも間違いじゃないというか
これはもう人それぞれ、そのハコに3000人いたとしたら感想も3000通りあって当然なんですよね。
でもホント、自分の耳と目を超えるレポなんて存在しないと思います。
TV中継になってしまうとまたこれはこれで別物になっちゃうしねー。
あ、フジ721らしいと私も後から聞きました!ありがとうございます♪
721はFACTORYやってるし、ありがたいチャンネルだけど音楽専門じゃないからなー。難しいところですね。。。

本編にも書いてますが、ひなっちはちょうど1年前のテナーワンマンでも
靴紐がほどけたまま数曲をあの調子で動き回ってくれて
私を凍りつかせてくれました。
お陰で「TENDER」のひなっちコーラスも上の空でした…。
ひなっちが芸能人みたいに見える貴重な瞬間だったのに(笑)

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