ストレイテナー@NHKホール ネタバレあり
2006年5月15日 ライブレポひなっちの頭が北海道から帰っていきなり馬のたてがみになってて
大爆笑だった(だけどめちゃくちゃかっこよかった♪)LIQUIDROOMebisuライブレポは
すっ飛ばして(笑)昨夜のNHKホールレポを載せます。
セットリストは書いてませんが途中曲タイトルは出てくるので
知りたくない方は読まないで下さい。
………………………………………………………………………………
「タイ・フェスティバル」が開催されていて大いに賑わう
代々木公園通路を 抜けて出た私にとっても初めてのNHKホール前。
入場待ちの整然とした行列の長さは壮観で、当たり前だけど
テナーTを着ている人がたくさん集っていた。
でもあまりのいつもとの雰囲気の違いに、本当にこれからテナーのライブが
ここであるということをまだうまく咀嚼出来ていない、そんな心持ちだった。
入場後にいたっては「座席がある」というテナーにあるまじき摩訶不思議な
シチュエーションに、いいかげん使い古しのフレーズですがやっぱり
“違和感バリバリ”。
斜め前の女子が客電の落ちるギリギリまで漫画本を読んでいたのには驚きだったし
そういう己だって直前までバッグからタオルを出すのを忘れていたのだわ(笑)
ホール内の壁際にはかの有名なパイプオルガンの姿が。
亡兄がクラシック好きで、その昔は「NHKホール=NHK交響楽団」
だった私なのだから
本当にここであの方々を見るのかしら…となんとも言いようのない感覚に襲われる。
けれど!
いつもと同じあの音楽がかかってメンバーが現れて…
ひとたび始まってみればホリエくんの言ったとおり
隣の人との間隔が空いていようと誰からも押されなかろうと
それは音を楽しむことに全く無関係で、何らぎくしゃくしたものも無く
ライブは進行していった。
むしろホールであることのマイナス作用が何かあったかしら?と
いくら思い出そうとしても何も浮かばない。
そこに「不自然な距離感」は存在せず、ひなっちが書いているように
3人が出す音はやっぱりいつもどおりのストレイテナーで、
そこはいつもどおりの「ライブ会場」だった。
お世辞でもなんでもないよ。
シンペイちゃんのWORDSのとおりだよ。
心底から素晴らしいライブだったと言い切れる。
テナーにとって「ホール」はちっとも不利な条件じゃなかった、
無謀な冒険じゃなかったよ。
ああやってシンペイちゃんとひなっちがすぐさまWORDSを書いたってことは
彼らにとっても自信を持って「会心の出来」と言える一夜だったのかな。
早くホリエくんの声も聴いてみたいもんだ。
アジカンの一昨年の武道館と昨年の野音を観た時に、
「あーやっぱりこういうバンドはライブハウスじゃないと不完全燃焼で
終わっちゃうなー」
と、かなり残念に思った経験があるので、
実は今回のテナー@NHKホールもまぁそういう意味で不満が残っても
仕方ないだろうなと、はなから半ば諦めたような気持ちがあった。
だからこそスタンディングの水戸や高崎まで行くことを強引に決めたし
「追加」のリキッドは何としても「行かねばならない」ライブだと思った。
だけど…そんな決め付けはとんでもなかったね。
なんだか今はメンバーにあやまりたい気分。
本当にすごいことをしてくれたよ。
ホールであれほどまでにいいライブをやってくれるとは
正直全然思ってなかったんだ。
すげーよ、ストレイテナー。
セットリストは「Dear Deadman」全曲と他の核となる曲は
リキッドルームと同様きっちり押さえつつ、
でも他はまるで違っていたりして、
ちゃんと「ホール用」に練り上げられたものだったんだろうと思う。
リキッドより激しさ控えめで、でもいいセットリストだったなー。
普段あんまり聴かないけど大好きな「COLD SLEEP」のイントロが
始まった時はきゃー♪っと叫びそうだったし
“違う曲をやるつもりで練習していたけど直前に変えました”という
ちょっと演出っぽい注釈付き(笑)で始まった「TENDER」は
すごく久々で嬉しくて、運ばれてきたスタンドマイクに向かう
ひなっちは芸能人みたいにステキだった。
当然ラスト曲だと思ってた「Farewell Dear Deadman」の後に
さらに「ROCKSTEADY」が来るとは思ってなくて、
何だかステキなおまけを付けてもらった気分だったなー。
今回もまたきっかり1時間半、それでおしまい。
アンコールの有無には賛否両論あるだろうけど
私としては無くてもべつにイヤじゃないかな、って感じ。
シンペイちゃんのダイブもね…ってそれは出来ないけど(笑)
ストレイテナーがホールでも出来る、という事実は大きいと思う。
細かく言えばホリエくんの声が裏返ったとか
ギターの音がいくらなんでも聴こえにくすぎたとか
いろいろで出てくるだろうけど、
さらなる可能性を広げることが出来たことに心から
「おめでとう」と言ってあげたいな。
テナーのライブが「すごい」原因がお客の勢いのせいだけじゃないって
やっと証明出来た気がするよ。
またホールで観たい!
もちろん今までどおりのライブハウスでも!
今度はぜひ地方でもホール開催を…ってのは実現可能かどうか
わからないけれど、確実に裾野は広がると思うなー。
どこででも出来るバンドなんだよ、
あまり大きすぎる会場は好きではないけれど、
もっともっといろんなところでやってほしいな。
以上、「ひなっち色」を抜いたレポでした(爆)
大爆笑だった(だけどめちゃくちゃかっこよかった♪)LIQUIDROOMebisuライブレポは
すっ飛ばして(笑)昨夜のNHKホールレポを載せます。
セットリストは書いてませんが途中曲タイトルは出てくるので
知りたくない方は読まないで下さい。
………………………………………………………………………………
「タイ・フェスティバル」が開催されていて大いに賑わう
代々木公園通路を 抜けて出た私にとっても初めてのNHKホール前。
入場待ちの整然とした行列の長さは壮観で、当たり前だけど
テナーTを着ている人がたくさん集っていた。
でもあまりのいつもとの雰囲気の違いに、本当にこれからテナーのライブが
ここであるということをまだうまく咀嚼出来ていない、そんな心持ちだった。
入場後にいたっては「座席がある」というテナーにあるまじき摩訶不思議な
シチュエーションに、いいかげん使い古しのフレーズですがやっぱり
“違和感バリバリ”。
斜め前の女子が客電の落ちるギリギリまで漫画本を読んでいたのには驚きだったし
そういう己だって直前までバッグからタオルを出すのを忘れていたのだわ(笑)
ホール内の壁際にはかの有名なパイプオルガンの姿が。
亡兄がクラシック好きで、その昔は「NHKホール=NHK交響楽団」
だった私なのだから
本当にここであの方々を見るのかしら…となんとも言いようのない感覚に襲われる。
けれど!
いつもと同じあの音楽がかかってメンバーが現れて…
ひとたび始まってみればホリエくんの言ったとおり
隣の人との間隔が空いていようと誰からも押されなかろうと
それは音を楽しむことに全く無関係で、何らぎくしゃくしたものも無く
ライブは進行していった。
むしろホールであることのマイナス作用が何かあったかしら?と
いくら思い出そうとしても何も浮かばない。
そこに「不自然な距離感」は存在せず、ひなっちが書いているように
3人が出す音はやっぱりいつもどおりのストレイテナーで、
そこはいつもどおりの「ライブ会場」だった。
お世辞でもなんでもないよ。
シンペイちゃんのWORDSのとおりだよ。
心底から素晴らしいライブだったと言い切れる。
テナーにとって「ホール」はちっとも不利な条件じゃなかった、
無謀な冒険じゃなかったよ。
ああやってシンペイちゃんとひなっちがすぐさまWORDSを書いたってことは
彼らにとっても自信を持って「会心の出来」と言える一夜だったのかな。
早くホリエくんの声も聴いてみたいもんだ。
アジカンの一昨年の武道館と昨年の野音を観た時に、
「あーやっぱりこういうバンドはライブハウスじゃないと不完全燃焼で
終わっちゃうなー」
と、かなり残念に思った経験があるので、
実は今回のテナー@NHKホールもまぁそういう意味で不満が残っても
仕方ないだろうなと、はなから半ば諦めたような気持ちがあった。
だからこそスタンディングの水戸や高崎まで行くことを強引に決めたし
「追加」のリキッドは何としても「行かねばならない」ライブだと思った。
だけど…そんな決め付けはとんでもなかったね。
なんだか今はメンバーにあやまりたい気分。
本当にすごいことをしてくれたよ。
ホールであれほどまでにいいライブをやってくれるとは
正直全然思ってなかったんだ。
すげーよ、ストレイテナー。
セットリストは「Dear Deadman」全曲と他の核となる曲は
リキッドルームと同様きっちり押さえつつ、
でも他はまるで違っていたりして、
ちゃんと「ホール用」に練り上げられたものだったんだろうと思う。
リキッドより激しさ控えめで、でもいいセットリストだったなー。
普段あんまり聴かないけど大好きな「COLD SLEEP」のイントロが
始まった時はきゃー♪っと叫びそうだったし
“違う曲をやるつもりで練習していたけど直前に変えました”という
ちょっと演出っぽい注釈付き(笑)で始まった「TENDER」は
すごく久々で嬉しくて、運ばれてきたスタンドマイクに向かう
ひなっちは芸能人みたいにステキだった。
当然ラスト曲だと思ってた「Farewell Dear Deadman」の後に
さらに「ROCKSTEADY」が来るとは思ってなくて、
何だかステキなおまけを付けてもらった気分だったなー。
今回もまたきっかり1時間半、それでおしまい。
アンコールの有無には賛否両論あるだろうけど
私としては無くてもべつにイヤじゃないかな、って感じ。
シンペイちゃんのダイブもね…ってそれは出来ないけど(笑)
ストレイテナーがホールでも出来る、という事実は大きいと思う。
細かく言えばホリエくんの声が裏返ったとか
ギターの音がいくらなんでも聴こえにくすぎたとか
いろいろで出てくるだろうけど、
さらなる可能性を広げることが出来たことに心から
「おめでとう」と言ってあげたいな。
テナーのライブが「すごい」原因がお客の勢いのせいだけじゃないって
やっと証明出来た気がするよ。
またホールで観たい!
もちろん今までどおりのライブハウスでも!
今度はぜひ地方でもホール開催を…ってのは実現可能かどうか
わからないけれど、確実に裾野は広がると思うなー。
どこででも出来るバンドなんだよ、
あまり大きすぎる会場は好きではないけれど、
もっともっといろんなところでやってほしいな。
以上、「ひなっち色」を抜いたレポでした(爆)
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